ごく平凡な家族の間に起こる不協和音。その不協和音のオーバードライブした先には一体何が…
現代社会における『家族』とは何か、『父』とは何か、そんなことを考えさせられる一冊です。人々の住宅を設計したりする立場上、家族というものについて思慮することは、とても重要なことなのかなと思うと同時に興味深いテーマでもあります。この本そのものは筆者が脚本家ということもあり、シナリオ的な文章で好みが別れるでしょう。非常に読みやすいのは良いところなのですが、反面、遊びや表現に物足りなさも感じます。映画を見ると良いのかもしれません。
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