も一つオルークのご紹介。これまた強烈なジャケ!って本当はそれを見せたかっただけなのですが。でもやっぱり中身もよくて。ドラムとエレキギターがしっかり鳴っているせいか、エウレカよりもロック色が強い印象。疾走感のある曲もあるものの、そこはやはりオルーク、歌声やメロディーによるゆるさや時折顔を出す構成やリズムの変態性によって、アダルトなロックを聴かせてくれます。といっても、アルバム後半には一転してしっとりとした雰囲気の曲が続き、そっちのオルークも楽しめます。彼の音楽ってどこか達観してる感じがして、妙な説得力があるんですよね。トミーゲレロとかもそんな感じかな。でも僕は、ジムオルークは実はパンクなんだと見てます。
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