家から2分くらい歩くと、アサリやカニ、タコ、カキなどが獲れる海があります。ここは地元の人しか知らないような小さな海です。僕は大学時代の6年間以外はこの地で育ちました。この海に隣接する小学校に通い、一人で貝ほりしたり、打ちあげられたワカメやクラゲに興味を示したり、貝殻を探したり、釣りをしたり、岩場でアスレチックしたり、いろいろと影響を受けた場所です。ここはマイナーだし大きくもないけれど、僕にとって特別な海なのです。
貝ほりは数年ぶり。
手慣れたものではあるけど、勘を取り戻すのにやっぱり少し時間がかかりました。
両手を駆使し、左右の手に異なる役割を与え、リズミカルに貝を探していきます。
食材を探す作業は、純粋に楽しい。特にこういうマイナーな海での貝ほりは、誰もが簡単にできて、お金もかからず、獲ったものを食すことができ、達成感や充足感まで得ることができるという、まさにパーフェクトなレジャーです。東京では貝ほりにお金が要ると聞いたことがありますが、こんなとき地方の良さを実感します。
たくさん獲れました。
今年は特に大ぶりです。
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