前回プログレの話が出てきたので、プログレの祖と言われるピンクフロイドをご紹介。ご存知でない方はこれを機にバンド名と本アルバム名くらいは覚えておきましょう。特に本作は半端ないモンスターアルバムであり、売上げ枚数・推定4000万枚を上回っているのだとか。ミリオンセラーでさえ霞んでしまう、まことに信じ難い数字です。
祖と言うだけあって要するにプログレの走りなのですが、多様化する現代音楽を聴き慣れてる人からすれば、以外とメロデックで聴きやすいと感じるかも。これは往々にしてあることですね。現代のロックがロックンロールとは違う音であることと同じなのでしょう。しかしその実験性や物語性などアルバムの作品性は非常に高いです。70年代の作品ということで、驚きと納得の半々といった感じ。邦題は「狂気」。