先月は久留米で家具をつくってもらっていました。
久留米と言っても、大川寄りのところに木工所があるのですが、
稲田の広がるのどかでとても良いところにあります。
田んぼには青々とした稲のじゅうたんが広がり、色んな生き物が何やら動き回っています。
その脇では、田んぼの水路が心地よい音とせせらぎをつくりだし、
晴れた空の青と稲の青との爽やかな彩りを、さらに豊かにしているように感じます。
こういう素直な感動は大切にしたいですね。
倉庫は、物置場という機能のみでつくられた建築ですが、それだけに迫力があります。
こんながっつり倉庫は、意外と身近には無いですよね。
中に立つと、古びた巨大な倉庫の窓から入る光がどこか神聖に感じたり。
それはともかくとして、接ぎ板の作り方や、いろんな加工をする機械、工作風景など、
製作現場を見ることはそれだけで新鮮で面白く、勉強になります。
そして自分が未熟なだけに、
打合せが楽しいのはもう言うまでもありません。(ディスカッションが、です)
"物をつくることのリアル" を再確認しつつ、
次なる製作に結びつけて行こうと、気持ちを新たにした先月でした。
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